3. 島泊愛かな誕生の経緯

大好きな奄美大島の宣伝もしながら、出店を続けておりますと、お客様から奄美へ行きたいとの声をたくさん頂戴するようになりました。   お客様が喜んでくれる宿をとの思いがふくらみ、島泊愛かなを立ち上げました。   愛かなには、天女がいるとスピリチャルな方々によくいわれます。実際に近くには昔から天女橋も。   島泊愛かなのある、のどかで、自然いっぱいで心癒される島、奄美へいらっしゃいませんか。  ...

2. 泥染め体験の始まり

車輪梅のピンク色が泥染することにより、最初はグレーに、次は赤茶に、最終的には艶のある暖かい黒にと回数が増すごとに変化する ~自然の木と泥だけで、いろいろな色になる~ そんな泥染の不思議に、大島紬の泥染の伝統工芸士である主人の手伝いをしている内に引き込まれました。 泥染の色に魅せられつつ、主人の手伝いをする傍ら、自分でも襦袢の衿、足袋、ストール等々、色々と染めているうちに、県のコンクールで優秀賞に輝き、テレビ、新聞、ラジオなどでも宣伝していただけるようになりました。...

1. 泥染めと私

私の住む龍郷町は、鹿児島から約380キロ南にあり、人口約6000人、元気いっぱいの町です。西郷隆盛が島流しされ、島妻「愛かな」と共に3年間暮らし、心癒やされ、明治維新への活力を養ったところでもあります。そして、無形文化財に指定された、豊作を祈る平瀬マンカイなど伝統文化が息づいている町でもあります。大島紬発祥の地としても知られ、その中でも、代表とされる「泥染め」や「龍郷柄」「秋名バラ」が有名です。私は、その伝統工芸である泥染めと大島紬の製造・販売、また、泥染め大島紬を生かした洋装の仕事を主人とともに営んでおります。...